のんびり、ふんわか。

将来の夢は「アリとキリギリスのキリギリス」「生活が豊かで幸せになる隠遁者」。旅行と、おいしいものが大好きな男が、のんびり、ふんわかした生活をと思う日常から思うことを綴っていきます。

龍が如く6(セガ)のシナリオに怒り

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龍が如くシリーズの〆。

以下ネタバレあり。

 

・遥の行動原理が不明。

まずこれが最悪。

「やくざとの繋がりがある自分」→「自分がいると迷惑だからとあさがお脱出」→「広島のやくざと子供とを作る」→「あさがおにやくざと戻る。」

なぜ…?一つも心理的動機が論理的に理解できません。

ゲーム中でもハッキリ語られません。

 

もしその程度でやくざに股をひらく女だとしたら、なんのために11年間桐生(プレイヤー)がやくざなど魔の手から守ってきたのか、やりきれない気分になる。

だからこそ桐生としては、自分が死亡したことにして、二度と遥と会いたくないのでは、と邪推される。

 

・真島との戦闘なし。大吾や冴島もプロローグとエンディングのみの出演。

何してくるかわからない、何を考えているか分からない、凶暴な「嶋野の狂犬」、2以降は面倒見の良い兄貴分で、憎めない性格で、桐生が困ったときに助けてくれる存在となり、人気がのびたはずだったが。

極あたりから桐生と遊びたいだけの面白いおじさんになり、「とりあえず出演させとけば一定数販売数が伸びるだろう」というセガのマスコットキャラ「セガの犬」に成り果て。

今作プロローグとエンディングのみ出演。変態的な強さと動きや、いかれた言動にこそ真島の魅力があったのに。なぜ魅力的な部分を削ったのか。

 

古株の大吾や冴島を排して、6での新顔を珍重することで、「堂島の龍」の最終章を、名作長編小説のように〆ることができると、本気で考えていたのだろうか。

 

・そしてこういう癖のあるキャラを排除すると、本当にアクのない「素直な子」しかいなくなり、まるで「東城会の顔役」としての威厳不足になる。

つまり、初出の小物臭のキャラばっかりになり、何でこんな奴らに桐生が殺されかけているのか、意味が分からなくなる。

 

龍頭蛇尾」そんな言葉よ頭をよぎる。

「すべては服役中の桐生の夢の中(悪夢)でした」という落ちでもよいから、シナリオが練られた、出来作のホントの最終章「龍が如く7」を作ってください。