秋田県・須川温泉&岩手県・須川高原温泉
深い霧の中、峠を車で疾走させてたら、偶然横を通りすぎる。
どうせなので県境挟んで隣り合う両方に入ってみた。
所要時間:1時間×2件
どちらも、こんな山奥にも関わらずのこの混雑。
黒山の人だかり、とは言わないが、バイクのツーリング集団、小学生ぐらいの子供連れの父親、会社の同僚数名…。
どちらも少なくとも湯治という雰囲気ではないし、
世を拗ねきった男が一人で来る時期では間違いなくない。
再訪するなら、少なくとも氷点下10℃を下回る時分ならば、混雑もそんなに無かろう、と思ったら、真冬は営業中止のようだ。
おまけに昨日、今日と長時間の入浴が体に堪えたか、
(それとも身体は素直に埼玉への帰路を拒んでいるのか、)
続きの峠道の途中で眠気に勝てず、脇に車停めてお昼寝。
眠い。
秋田県湯沢市・泥湯温泉奥山旅館の3日後に。
ネズミ色~灰色の冴えない色のお湯は仄かな鉄の味。
微かに漂う硫黄の香り。
草木の生えない黄白色の崖に舞い降りるカラス。
誰もいない露天風呂。
夏の北国の遅い夕暮れは中々訪れない。
ここでの時の流れは明らかに遅い。
近くで入浴していた初老の温泉好きと、「どこに行った」「あそこは良かった」という話を永遠としながら、
「また何時か何処かで会いましょう」と声を掛けられる。
P.S.
20代の男の店員は、私が見たところ恐らく数名しかいなかった。私と話した若い男が死んだのかもしれない。
それから、少なくともこの場所では、件の温泉好きとの再開は叶わなくなった。
そして、この写真はこの建物の遺影となっちまったようだ。
東京都武蔵野市・亜細亜大学
東京・池袋 サフラン
労働環境
一身上により、本日H能警察署に伺う。
応対してくれた警察官は、笑ったり冗談も飛ばし、単純に感心した。
私自身は完全にホワイトではないとはいえ、最近は起訴された刑事訴訟も皆無だし、見た目「キレイ」な人間と思われただけかもしれないが。
某士業資格を受験勉強中の「星3つ」の知人が、「内部腐敗・汚職・癒着は凄まじく、I城県警と中国共産党の区別ができない。自殺した部下も複数いたし、俺ももう足を洗う。」と語っていた事を思い出した。
たしか事件数÷警察官数の比でいえば、最大がS玉県、次いでI城県。さぞや忙しいのだろう。
警察官とは言わず、どこぞの職種も、とは言いたくもないが、上は権力闘争に明け暮れ、下っ端は上司の保身の捨て石とされ、理不尽な要求をインチキでまかり通すような、下らない雑事に追われる多忙と内部腐敗の中でも、少しは心に「ゆとり」の一つもないと、自分の心が本当におかしくなってしまう、と切に思う。